【Who are you?】私を助けてくれる不思議な声のお話 part 1

最初にその声に気づいたのは24歳の時。

仕事のない休日、家の和室でお昼寝をしていた時のことでした。

突然、

『ミントーー！！』

と、怒鳴るような、緊迫感のあるようなハリのある女性の大きな声が耳元に響いてきたのです。

それは とても不快でもある声だったのでした。

「・・・！！？(*_*;」

私は 母に、「いつまで寝てるの！！」と怒られたのかと思い、すぐにバッと飛び起きます。

私の名前を呼ぶその声は、母が怒鳴ったときの声にそっくりだったのです。

…でも、そこに母はいませんでした。

不思議に思ってリビングをのぞくと、父と母が穏やかにくつろいで談笑していました。

私のほうなど見てもいません。

…あれ…？？？

「ねぇ、、母さん今 私のこと 起こさなかった？？？」(*_*)

寝ぼけながら私は母に尋ねました。

すると、私が言葉を言い終わらないうちに

『え、ちょっとお父さん！？？』

と急に母がうろたえ始めたのです。

父のほうに目をやると、一瞬 父の様子がおかしかったようなのです。

？！？！？🙁

母は、正気に返った父に、『ねえ、お父さん本当に大丈夫？！』と何度も確認していましたが、

『大丈夫、なんでもない、なんでもない。👨‍🦳』という父に安心したのか、

しばらくすると落ち着きを取り戻し、私の存在に気づいたのでした。

『あぁ、ミント、起きてたのね。今、父さんがなんかおかしかったんよ。

ちょうどよかった、母さん出かける用事があるから、父さんのことちょっと見てて。すぐ帰るから』

と言って母は出かけて行ったのでした。🚙

『えーー？　

起きてたのね　って …　母さんが私を起こしたんじゃないの？！』😟

色々が謎で、 寝起きだったこともあり、私はしばらく茫然と立ち尽くし…

「もー、なんなの、一体…😫」

嫌な怒鳴り声を聞き、気持ちよい眠りを阻害されたことに

少々ムッとしていました。

ところが、

そのわずか数分後に、今度は私の目の前で父はまた発作を起こすことになるのです。

※（このとき父はハッキリと臨死体験をしたのですが、その話はまた後日に…）

心筋梗塞だったのでした。

すぐに救急車を呼び、父はなんとか一命をとりとめることができました。

このときは 父への対応に必死で、私を起こした不思議な声のことをよく考えもしませんでしたが、

その後も 数回にわたって私は同じ声に何度も助けられることになり、

『あぁ、あの時！　あの声！　

そういうことだったのか…！』と、

数年後に やっと腑に落ちたのでした。

そして父の命の危機を その数秒前に教えてくれた、

あの不快で不思議な怒鳴り声に、深く感謝するのでした_(._.)_

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