【体験談】自分のせいじゃない!強迫性障害を克服できたお話(中編)

こんにちは! 初めまして! mintです。

私の体験した強迫性障害について、中編をお届けします。

あくまでも私自身の話であって、良くなる可能性がある方法の一つかもしれない、としか言うことはできませんが、
もしもご自身やご家族の方で悩んでいる方がいらっしゃったら、よろしければ参考にしてください。

前編はこちらからご覧ください☞【自分のせいじゃないよ】強迫性障害を克服できたお話(前編) | 《目に見えない大切なこと》スピリチュアル発信ブログ mintチャンネル (spimint.com)

(中編)

ちゃんとした理由もないのに、息子が病気になってしまったかもしれない、もう長く生きられないかもしれない・・
他の人から見れば ”単なるひどい思い込み”の症状でしかありません。

泣きながら主人や母親に話しましたが、
「mintがおかしくなってしまった。わけのわからないことを言っている💦」
と、もう戸惑いしかありません。そうなるのも無理はありません。

そんなとき、東京で仲良くしてもらった友達から電話がかかってきました。
「最近、どぉ~?元気~?😄」
私は、思わず友人に頼ったのです。なぜだか分からないけどこんなふうに思ってしまって苦しい ということを話しました。

「えっ?💦それ、間違いなく強迫性障害だよ!すぐ病院に行きな!大丈夫!薬を飲めば良くなるから!」


その時の、ほっとした気持ちは今でも忘れられません。
病気だったんだ・・ 治るんだ・・・ と。まずそこで救われたのです。

病院のフロント

すぐに病院にかかり、藁にもすがる思いで 問診票に こと細かに記入しました。
問診票の紙が 私の不安な思いで表裏ぜんぶ真っ黒に埋め尽くされました。

👩‍⚕️「本当は、〇〇市にある病院に入院してもらって、荒治療になるけど”暴露療法”っていう治療法ができると一番良いのですけど、mintさんはお子さんがいらっしゃるしそれはできないと思いますから、お薬を 最大限の量でやってみましょう」

それが効いてくるまでに数か月かかるけど、途中であきらめずに飲み続けてください とお医者さんに言われました。

飲み始めたのは良いのですが、薬が効きだしてくるまでの間に私の症状はみるみる酷くなり、そのうち、料理をすることも洗濯物を干すことも 怖くてできなくなりました。
「何か家族に危害を加えるような とんでもないことをしてしまうかもしれない」というような思考が襲ってきて、それを本当のことのように感じてしまうのです。


何もできなくなって、最後は自分のごはんを食べることも怖くなりました。



家族にも本当につらい思いをさせました。
自分の奥さんや自分の娘が、毎日泣きはらし 毎晩寝られず、食事もまともに食べられず 廃人のようになってしまったのですから。。

そんな中でも育児だけは何とかしていました。息子が可愛くて大切で仕方がありませんでした。なのに常に強迫観念で頭が押しつぶされそうに混乱している というのは何よりつらいことでした。
子供は小さかったので何も分からなかったかもしれませんが、母親の苦しそうなオーラは感じ取ってしまっていたと思います…。

庭に出てみても、自分がどこに立っているのかも分からない時がありました。
”庭にいる”ということは理解としては分かっているのに、その感覚がまったく得られないのです。
幻想の中にいるようでした。
(鬱症状だったのかもしれません。脳内伝達物質の異常なのか 情報が正しく伝達されていなかったことは確かです)

その後、少しづつ少しずつ、本当に数ミリずつといった感じですが、薬のおかげで ひどい症状が減ってきました。
でもまた引き戻されるのです。
そしてまた少しずつ少しずつ 良くなっていき、また戻りながら、良くなっていく・・・それを繰り返しました。

支えてくれる人たちには感謝していました。

でも、この感覚とこの気持ちは絶対に理解してもらうことはできません。
迷惑をかけているのに、自分でもどうすることもできません。

本当に何年間も苦しい状態が続きました。


読んでいただきありがとうございます!ぜひ後編もお読みください。

後編はこちら☞【体験談】自分のせいじゃない!強迫性障害を克服できたお話(後編) | 《目に見えない大切なこと》スピリチュアル発信ブログ mintチャンネル (spimint.com)

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